病気だから出来ない。病気だから我慢して当然と思い込んでいませんか?
とはいえ病気と上手に付き合い貴方らしい生活を送りたいと思いませんか!
実生活で「あれこれやりたい!その為には・・・」の工夫をして、患者様にとっても、治療上からみても、理想的な実生活のサポートを実践します。
越谷大袋クリニックの試み として
肩肘張らない生活の支援
透析液の超純化「ウルトラピュア」
人工透析では、血液に接して体内に入り込む透析液の製造過程を清潔管理し、輸液製剤と同等の超純化(ウルトラピュア)を維持しています。
さらに品質保証のためのエンドトキシン測定を院内で行い、患者様にも随時お知らせすることを試みています。
生活時間に合わせた時間設定
患者様の生活が「透析に合わせた生活」ではなく、「透析を活かした生活」となるよう私たちは支援していきたいと考えております。
生活リズムが日によってあまりにも違うと、体内リズムが崩れて動脈硬化等を進めてしまうといわれています。皆様は透析日と非透析日の生活に違いがありませんか?
一回や二回で済むことではありません。末永いこれからの『からだを一番に考えて』を原則として、食事と食事の間に透析時間を設定し、生活リズムの乱れを最小限にします。
開示
診療の計画と提案を紙面でお渡ししていきたいと思います。
たとえば、いまご自身がどういう状態なのか、どうして今の条件で透析を受けているのか、どうしてその自己管理をしましょうと言われているのか、お話はしていても分からなくなることはありませんか?
健診と同じように、半年ごとに、または体調や病状に合わせて、その「なぜ?」にお答えしようと思います。
要約
定期的にお会いして色々な事を教えて頂いています。これらの情報を個人的記憶に留めるのではなく、皆様の将来の生活・支援に役立てるように記録しています。
更にこれらを、いつでも見る事が出来るように、そしてわかり易いように
- 透析している時間帯をまとめたもの(透析要約)
- 体の様子や私達が受ける印象、支援の経過等をまとめたもの(看護要約)
- 透析療法の経過と医師の考える今後の計画(療養計画案)
にまとめています。皆様が定期的に見られることがあるのが、3.の「療養計画案」というものです。ご本人が希望されれば、その他の記録もご覧いただく事ができます。