2004年当院の開設時から「透析液をウルトラピュアにしたらどうなるか」、 という話をしてきました。その後3年が経過しこのウルトラピュアの状態を維持してきました。そうすると、実際に貧血が良くなり、 透析アミロイドの原因となるβ2ミクログロブリンの値が下がってきています。
当院で実際に行なっている透析液をウルトラピュアにする方法は、
(1) 施設設計時からの透析液作成場所の清浄度維持と
(2) 透析液作成時の清潔操作によるものです。
さらにその品質を保証するために
(3) 週1回透析液のエンドトキシン値・月1回細菌培養の測定を行なっています。
「for the patients ~患者様のために~ をかたちに」していく一環として、体調の良い透析ライフを維持できるよう今後も続けていきたいと考えています。